- 作/市川里美
- 定価/本体1,400円+税
- 28×22cm 28頁
- ISBN978-4-7764-0459-0
4000〜5000mもあるアンデスの山に、少年ルーチョのむらはあります。そこでは一本の木も野菜もはえず、ただじゃがいもだけがとれます。そのためじゃがいもが、たったひとつのたべもので、あさもひるもばんも、そしておやつもじゃがいもをたべます。むらのおまつりが近づいてきたある日、ルーチョは、いちど町で食べたアイスクリームのことを思い出しました「むらのおまつりでもアイスクリームがあったらなあ」ルーチョの願いをきいたのは、アルパカのおかあさんでした。パリ在住の絵本作家市川里美が、実際、アンデスを旅し、子供たちと交流し、その体験をもとに、想像力豊かに描いた絵本です。