- 文/ジャクリーン・ウッドソン
- 絵/E・B・ルイス
- 訳/さくまゆみこ
- 定価/本体1,500円+税
- 29×32cm 32頁
- ISBN978-4-7764-0614-3
あるあさ、クローイのクラスに、転校生のマヤがやってきた。クローイは友だちと、マヤのみすぼらしい身なりや、変なお弁当を笑いあう。そんな日が、何日も何日もつづいた。そして、ついにマヤは学校にこなくなった。担任のアルバート先生は、水の入った洗いおけに小石をおとし、やさしさについて話しはじめる。そのとき、クローイは、新しい友だちとの出会い、無視しつづけた日々、とまどい、後悔・・・多感な少女の心のうごきを丁寧にすくいとった作品です。美しい絵とともに、ひとりひとりの心にせまります。今、ぜひ読んでほしい一冊。★ジャクリーン・ウッドソン−−国際アンデルセン賞作品賞受賞