- 文/ローラ・クラウス・メルメッド
- 絵/ジム・ラマルシェ
- 訳/灰島かり
- 定価/本体1,500円+税
- 31×27cm 32頁
- ISBN978-4-7764-0619-8
小さな農場に年のいった夫婦が住んでいました。すまいにも食べ物にも恵まれた暮らしでしたが、本当にほしかったものはもっていませんでした。2人が心からほしいと願っていたもの・・・それは、こどもでした。ある満月の輝く晩、おかみさんは雨の音で目をさましました。満月にふる雨はいいことがある、そう思ったふたりが外へ出てみると・・・かけがえのないものへの真の愛情を上質な絵と、しっとりとした文章でつづった物語。じっくりと読んでいただきたい一冊です。小学校低学年から
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- 以前原書でこの本を見つけ、翻訳されたものはないかと探していました。先日、偶然この本を見つけたときは、とびあがるほどうれしかったです。絵と訳文がとてもマッチしていて、読み終えたとき、静かな満足と余韻に浸ることができるすばらしい本です。訳者の灰島かりさんに感謝です。
- (50代 女性)