- 作/川端 誠
- 定価/本体1,600円+税
- 26×26cm 40頁
- ISBN978-4-7764-0624-2
小学校5年生のぼくは、父さんと北アルプスにやってきた。目指すは槍ヶ岳山頂!険しい山道、急な下り坂、激しい雨、 足元しか見えないような濃いガス。それらを乗り越えた先には、この作品は、作者の川端さんが25年前に親子で槍ヶ岳に登った経験等を元に描いた絵本です。その後、何度も取材を重ねて描いた絵と文章は、山の息遣いまでも伝わってくるようです。主人公の「ぼく」が感じた登山の楽しさ、苦しさ、達成感を、ぜひ感じてください。
- 素敵な絵本でした。最後の見開き(山頂から)では、私も涙が出ました。10歳の頃に山登りをした感激を思い出しました。
- 60代 女性
- ぼくも山を登ったことがあったので、槍ヶ岳山頂の本が大好きになりました。
- 7歳 男の子
- 図書館で借りて読んだのがおもしろく、後日購入しました。自身の体験も重なる部分が多く、ぐっときました。著者の落語本などは絵が好みではないのですが(失礼!)、この本はとても良かった。3歳の娘もとても気に入って毎日見ています。今後もこのようなテーマの絵本をだしていってもらいたいなと思います。
- 40代 男性、3歳女の子
- 親子での登山の様子がよく伝わってくるすばらしい絵本でした。絵本のサイズもよく広がりや山の高さ、世界を創造するのに効果的でした。若い多くの親子に手にとって読んでほしい良書でした。
- 50代 女性
- 一昨年槍ヶ岳に登り、とてもなつかしく楽しく拝見しました。山の描写も精密で、何より男の子が苦しくなる場面は登山をするものにはそれがよみがえってきて底に居合わせている気分になります。多くの少年少女に読んでもらいたい本です。
- 50代 女性
- 私自身が山登りが好きで、この本を読んだとき、北アルプスを登ったときの思い出が鮮明によみがえりました。景色や人物の動きが本当にすばらしく、山に行った気分になれました。子どもにも興味をもってほしくて買いました。4歳の長女はとても楽しそうに1ページ1ページ読みふけっていました。子どもとともに北アルプスをのぼるということが一つの目標になりました。ありがとうございました。
- 30代 女性
- 20代の頃、登った山で表紙裏の山小屋のスタンプ、各ページの実際の描写が思い出を再現させてくれました。 自分の懐かしい写真はほとんど処分したのですが、まるごとこの一冊で情景がよみがえってきます。
- 60代 女性