- 文/ジョアン・シュウォーツ
- 絵/シドニー・スミス
- 訳/いわじょう よしひと
- 定価/本体1,600円+税
- 22×29cm 52頁
- ISBN978-4-7764-0809-3
ぼくのうちからは うみがみえる。きょうは、とてもいいてんきでうみがひかっている。おとうさんはうみのしたのたんこうではたらいている。おはかにねむるおじいちゃんも、おなじようにはたらいていた。そして、いつかぼくも、そこではたらくんだ。1950年代のカナダのケープ・ブレトン島をモデルに祖父から父へ、父から息子へと海底炭鉱ではたらくことを受け入れてきた家族の日常を美しい絵と詩的な言葉で描く。
- 静かに命をつないでゆくとある家族の悲しみ、愛にとても感動しました。きっと永く忘れない絵本になりました。
- 80代女性
- 広々とした海の絵が素晴らしいです。ダイヤモンドのように光る波と水面を見ただけで、この本がすぐにほしくなりました。文章も素晴らしいです。
- 80代女性
- 「うみべのまちで」を読んだ以前と以後で、心の絵本の本棚の風景が一変してしまったような、私にとって大事な絵本です。読んだ瞬間、これほど好きと思える絵本に出遭える事は稀で、ほんとうに幸せです。題名の文字もテキストの字も素敵です。シドニー・スミスさんの絵は、深みと美しさがあり、心を掴まれます。
- 女性