- 文/北 彰介
- 絵/太田大八
- 定価/本体1,600円+税
- 30×22cm 32頁
- ISBN978-4-7764-0881-9
昔、津軽では、おじいさんやおばあさんは子どもたちに次々にお話をせがまれると、「なんげえはなしっこしかへがな」と言って、「からすがガアくりの実がポタン」「はちがブンブン」などの繰りかえしが延々と続く「果てなし話」を語りました。なんとも愉快な昔話を、北彰介氏の生き生きとした津軽弁と、太田大八氏の味わい深い絵でお届けします。北彰介氏は、あとがきで次のように語っています。「文章は、津軽弁ですが津軽弁のまねをする必要はありません。熊本の人は熊本の、京都の人は京都のアクセントやイントネーションで『なんげえはなしっこしかへがな』を読んで(語って)ください。」
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●本書収録「くりの実」の朗読が聞けます。 津軽弁・語り部 野澤秀昭さん(青森県児童文学研究会会長)
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