- 文/美谷島邦子
- 絵/いせ ひでこ
- 定価/本体1,600円+税
- 24×28cm 32頁
- ISBN978-4-7764-0976-2
日航機事故から35年。母がつづった、かけがえのない命の重さを伝える絵本。あの日たくさんの星が山に降った・・・1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に日航ジャンボ機が墜落、520人が亡くなる史上最大の航空機事故となった。事故で9歳の息子を亡くし、心が迷子になってしまったお母さんは、焼けただれた山の斜面にもみの木を植え、くる年もくる年も、息子に会いに山に登り続けた。もみの木は、悲しみを聞き、悲しみに寄りそい、35年で空にとどくような高さになった・・・。空の安全を願い、ひたむきにいのちと向き合いつづけた母の軌跡を、いせひでこが精魂をこめて描く。
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- 日本語を勉強している海外の友人への贈り物を探していました。我が子を思う母親の気持ちが伝わってきて、これは万国共通の感情であり、きっと喜んでもらえると思います。
- 70代女性
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- 色彩のやわらかさに加えて文章の素晴らしさ。くつをみつけた・・・のところでは涙がこぼれてきました。美谷島さんの想いが痛いほど伝わってきて本当に感動しました。私ももみの木を触りに行きたいです。
- 50代女性
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- 挿絵も色づかいがやさしく大変良かったと思います。
- 70代女性
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- いせひでこさんの絵本は美しいです。やさしいほっこりする色と表情に引き込まれ気持ちが伝わります。今回のテーマ「命と祈り」は実話で哀しい出来事でした。お母さんは35年間もの間、つらい涙の日を過ごしたのでしょうね。あとがきを読んで泣いてしまいました。
- 80代女性
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- 美谷島さんの魂の底から吐き紡ぐような言葉が魂に届きました。また、いせひでこさんの絵の何とも切なくて美しい色使いに、夢を見るような心地で泣きながら幾度も読み返しました。自らを癒し、安全で平和な社会を祈る日々です。
- 60代女性
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- 新聞で紹介記事をみて、すぐに購入しました。忘れてはいけないことでも、言葉でうまく伝えることができないことを絵本は確実に伝え、残してくれます。いせひでこさんの絵が胸にしみました。
- 40代女性
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- あの事故から35年。事故で知人を亡くし、今でも忘れられない出来事です。けんちゃんを亡くしたお母様の気持ちを思い、涙なしには読めませんでした。いせひでこさんの絵もぴったりです。
- 90代女性
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- 忘れられない事故です。この本は、涙が出て文章が読めませんでした。お母さんの気持ちが痛いほど伝わってきました。
- 70代女性
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- 私も遺族の一人ですが、この本は、何もかも包み込むようなやさしい絵本になっていて、35年経過して到達した母ならではの心境の立派な作品だと思いました。
- 70代女性
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- お母様の悲しみが文字を追うごとに胸に迫ってきます。文章だけだったら、あまりに重く、つらい。でもいせさんの絵が美しく清らかで、悲しみを浄化してくれて、涙をぬぐいながら何度も読みました。
- 60代女性
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- 言葉が絵のイメージを広げ、絵が言葉を暖かく包み、絵と文の相乗がすばらしく、本当に秀れた作品だと思います。アブラエと水彩の美しく柔らかな色調が魅力的です。親子の深い情愛が、いのちの大切さが伝わる絵本です。帯文もすばらしいです。
- 70代女性
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- 風化させなてはいけない事故を優しい文章や絵で、とても心に響きました。学校の命の授業の際に紹介したいと思います。
- 50代女性
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- この絵本では、メディアでは得られないことを知ることができ、買って良かったと思いました。大人も含め、様々な人たちに読んでもらいたい本。
- 20代男性
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- いせひでこ先生の空の絵は、吸い込まれそうに心を打たれました。美谷島邦子さんの文章は、深い想いが伝わってきました。
- 70代女性
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- 何度読み返しても、心が動かされます。「ただいま」の声がした、のページをみるたびに、母と子の気持ちが伝わります。
- 60代男性