- 文/岡田 淳
- 絵/植田 真
- 定価/本体1,500円+税
- 22×16cm 48頁
- ISBN978-4-7764-1010-2
休みの日、みこおばさんに連れられ神戸を訪れた私。チョコレートを食べながら、今日見たもののなかで好きだったものをあげろと言われ、私は「異人館、風見鶏、風船売り、チョコレート・・・・・・」とこたえます。すると、みこおばさんはニワトリと風船売りがでてくるお話を語りはじめました。それは、たった一度のウソが恐ろしい結末につながるお話でしたが、それを聞いた私は・・・。冒頭の、「時間がとけていくみたい」というおばさんの言葉が伏線となって、あたたかなエンディングへとつながるストーリー。読む楽しさを十分に味わえる作品です。小学校高学年から
- 感性素敵なおばさんと心優しいみこちゃんと、ゆっくり食べながら、チョコレートにまつわる物語をつむいでいく。私にもこんなおばさんがいたら、街を歩いてチョコを食べて、物語を創って、なんて、いいなと思いました。いつもそばにおきたい本ですね。
- 60代女性
- 岡田淳さんのおはなしはいつも楽しく拝読しています。『チョコレートのおみやげ』も心が温まる楽しいおはなしでした。自分が担任している子どもたちもこんなおはなしを思いつくかな、と思います。
- 50代男性