© 長谷川義史
じゅんばんなんてきにしない
犬のチャリーは朝起きると、まずピョンピョン飛びはね、次に鼻の頭にトーストを乗せ、それから順番に花の水やりをします。チャリーは毎日、こだわりの日課を繰り返します。そうしないと、何かひどいことが起こる気がして怖かったから。ある朝、友だちが動けなくなったと知らせが入り、チャーリーは助けに向かいます。ところが、急ぐあまり、いつもの日課通りにはいきませんでした・・・。