- 作/マリー・ドルレアン
- 訳/よしいかずみ
- 定価/本体1,600円+税
- 28×21cm 40頁
- ISBN978-4-7764-1031-7
真夜中、母親に起こされた姉弟。「やくそく、おぼえてる?」と言われ、家族四人で夜のなかへと出かけていきます。あたりは静かで、時々あかりが灯ったたてものがあり、やがて町から山へ。暗闇のなか、聞こえる虫の声、木の葉のざわめき、見上げれば満天の星・・・・・・そして山を登った先に待っていたのは、朝をつげる美しい日の出でした。美しい青で描かれた夜の闇。目を凝らすと、さまざまな発見があります。しめった土のにおい、吹き抜ける風、カサカサという落ち葉の音まで感じられるような作品です。小学校低学年くらいから
- 夜をあるくのが楽しいのだなということがわかりました。夜空が広いということを知りました。
- 8歳男の子
- ふたりめの出産祝いにいただきました。ママ友からわたしたち家族みたいと言ってもらって!わたしも夫も歩くのが大好きで自然が好きなので^^“おうちが片目をつむってる”のような表現が絵ともあっていてすてきでした。
- 30代女性
- 絵本読み聞かせボランティアをしています。小学校、保育園、高齢者施設に行き、絵本を読んでいます。『夜をあるく』は自分の経験と重なり、大変良い絵本です。
- 80代男性
- 絵の美しさ、ライトアップされたぼや〜っとした光の具合などがとてもすばらしいと思いました。娘は2歳になったばかりなので、いまは主に親の私が楽しんで読んでいますが、もう少し大きくなったら読み聞かせてあげたいです。私が子どもだったら、この絵本のように、夜明けから出かけたい!となるでしょう。たのまれたら、この家族のように、小さな冒険に出たいです。
- 30代女性
- 絵本を読むことは、映画をみる体験に似ていると思わされた。素晴らしい一冊。
- 60代男性
- ラストのページで涙があふれてきました。「感動」の一言です。「光」をこの上なく美しく、そして家族愛もからめて描かれたこの絵本は自分の宝物になりました。
- 50代女性
- 静かな夜の深いブルーの中のドアから差し込む明かり。玄関の明かり、深夜の住宅の明かりなど、光がとても美しい幻想的世界が感じられました。
- 70代女性、8歳女の子
- 繊細なイラストが素敵で、夜中から朝に切り替わるラストのページはとても美しく、良かったです。細かいところまで見ると、動物がでてきていたり、子どもたちの表情が描かれていてかわいいです。静けさが心地よく、癒されました。
- 20代女性
- この本を読んで、一日の夜が好きになりました。理由は、夜の星がきれいだと気づいたからです。
- 9歳男の子
- 深い青の世界で、家族の息遣いが感じられました。
- 60代女性