- 文/ケイティ・スリヴェンスキー
- 絵/ハンナ・サリヤー
- 訳/大竹英洋
- 定価 本体1,700円+税
- 23×29cm 39頁
- ISBN978-4-7764-1118-5
何千年もむかし、森で1ぴきのオオカミの子が生まれました。ところが、このオオカミの子はほかの兄弟とは違って、静かで、おだやかで、甘えん坊。「兄弟たちに似ていたらよかったのに、ほんもののオオカミみたいだったらよかったのに」そう思うオオカミの子ですが、ある日群れとはぐれ、見たこともない生きものに出会います・・・。科学的な手がかりをもとに、イヌの起源を描いたフィクションです。多様性が生物にとって大切であることを伝えます。小学校低学年から
- 犬は「人」が「大の字」で寝ているそばにちょこんといる、という字であることを孫に覚えてほしくて、この本を買いました。こんな感じの優しい絵本を今後も希望します。
- 70代女性
- 私はオオカミという動物が好きです。そして現在6歳の柴犬を飼っています。彼は人が好きで、なでてもらうのも大好きです。散歩中にほかのワンちゃんと出会っても、自分から吠えることはありません。彼のルーツは、このおはなしに出てくるようなオオカミのこどもだったのでは・・・と思い読ませていただきました。予想通り。オオカミとうちの子をますます好きになりました。
- 40代女性
- 大好きな大竹英洋さんのFacebookでこの本のことを知りました。いい本に出会えたこと嬉しいです。ふっと今を忘れて太古の自分につながっていく感覚になりました。自分の太古の先祖が生きものとどういう出会いをしたのだろうと空想しました。「みんなとちがうって なんてすばらしいの」・・・心に響きました。絵も素晴らしいです。ますますオオカミにひかれます。
- 70代女性