- 文/宇野和美
- 絵/飯野和好
- 定価 本体1,800円+税
- 30×24cm 32頁
- ISBN978-4-7764-1122-2
ペルーの山間部に伝わる手に汗をにぎる昔話。おなかをすかせた姉弟は、じゃがいもの花をくわえた小鳥のあとを追いかけます。ところが途中、魔女アチケの家に招きいれられて・・・・・・。古くから、飢えに対する切実な願いと祈り、自然の恵みへの感謝があったことが伝わってくる力強い物語です。宇野和美さんによる親しみやすい文と、大迫力の飯野和好さんの絵が魅力の一冊。
- 読み続けていくと、最後がどうなるのか心臓がドキドキしました。ペルーのむかしばなしときき、なるほど!と感心しました。どんな国にもこのようなむかしからの話があるんですネ。もっと知りたいと思いました。
- 60代女性
- 昔ばなしのスケールの大きさに引き込まれます。ジャガイモの原産地がアンデス地方と聞いたことはありましたが、こんな手に汗握るストーリーだったとは!飯野和好さんの絵が力強く、このお話にぴったりです。
- 70代女性