© 長谷川義史
まめぞうのぼうけん
しずかな海のどまんなか、まめぞうむしのまめぞうが、たったひとりですんでいました。島にさくハマエンドウの花粉はおいしいけれど、まめぞうはいつもひとりぼっちです。ある日、トビウオたちから「きみに そっくりなこを みかけたよ」と聞いたまめぞうは、ハマエンドウのさやで作ったふねで海にこぎだし、なかまを探すぼうけんに出発しました。