- 文/パトリシア・C・マキサック
- 絵/ジゼル・ポタ─
- 訳/福本 由紀子
- 定価/本体1,400円+税
- 28×23cm 34頁
- ISBN4-89238-560-3
リピーはお母さんにうそをついて友だちと遊びに行こうとしました。はじめてお母さんについたうそ。おなかが苦しくて、涙があふれて・・・・・・。その日から、リピーはほんとうのことだけを言おうと誓います。ところが、正直になろうとすればするほど、友だちを傷つけてしまうことになり、リピーは、混乱します。単なる正直ではなく、まず相手の気持ちを思いやること。大切なメッセージが伝わる一冊です。
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- 小学校の月1回の絵本読み聞かせで、読みました。長文でしたが、じっくりときいてくれました。子どもたち5年生には、正直に言うこと、言わなくていいことなど、よい勉強になったと思います。
- (30代 女性)
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- 小学校で読み聞かせのボランティアをしています。本書は2年生の子どもたちに読んであげると決めています。リビーが”よけい”な「ほんとうのこと」を言う場面では、子どもたちの反応、空気がガラッと変わるのがわかります。それまでは、ママにおこられたリビーへの同情、リビーの決心への応援、というようなあたたかな目線が一変して、敵対心へと変わっていくようです。そして最後に、心から理解し、友だちにあやまってまわるリビーに対して安心したようなホッとした表情になっていきます。担任の先生方にも好評です。この一冊との出会いはとても良いものでした。
- (30代 女性)
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- とても深くて良い絵本で、何度か図書館で借りたあと、とうとう買ってしまいました。この著者のほかの作品読んでみたいです。
- (50代 女性)