- 再話/イタロ・カルヴィーノ
- 訳/関口英子
- 絵/酒井駒子
- 定価/本体1,600円+税
- 30×22cm 40頁
- ISBN978-4-7764-0928-1
梨と一緒にかごに入れられ王様の宮殿にやってきたペリーナは、召使として働くことに。心優しいペリーナは誰からも好かれ、王子とも仲良くなりました。ところが、ありもしないうわさを流され、魔女の宝をとってこいと、 宮殿を追い出され・・・。理不尽な目にあいながらも、率直で綺麗な心であり続け、出会う不思議なものたちの苦しみを解放しながら、魔女の宝を探しにいくペリーナ。その勇敢で清らかな姿に胸をうたれます。
- 月見山の本屋さんでBL出版を知りました。『梨の子ペリーナ』がとても素敵で。まだまだ手にしてみたい本がいっぱいです。
- 60代男性
- 優しい女の子の勇気ある行動がすばらしくて、孫の女の子にぜひ読ませたくて求めました。
- 70代女性
- 酒井駒子さんの絵が素晴らしく、子どももじっと見いり、読み終えたときには満足気な表情を見せます。絵により子どもの情操教育へとつながっています。
- 40代女性、6歳女の子
- 酒井駒子さんが描かれる少女が圧倒的に美しかったです。
- 60代女性
- 見開きの左に文章、右に絵が描かれています。左ページにも線画が描かれていますが、それが文章を読むときに邪魔にならず、むしろ読み手の想像をかき立てる効果があります。酒井さんの絵と関口さんの訳文の溶け込むような一体感が心地よく、読み手の心にもしみ込んで行くようです。
- 70代男性
- イタリア民話というものにあまりなじみがないので、どのようなものか興味がありましたが、期待通りすばらしい絵本でした。髪の毛でかまどをはく老婆やどうもうな犬、血のように赤い川など美しいとはいえないものを酒井さんが美しく表現しているのが興味深かったです。娘をかごの中に入れてしまうところが驚きましたが、とても面白いです。
- 50代女性
- 表紙を見て素敵だったので、思わず手に取りました。中も本当にきれいだったので、思わず購入しました。どのページもドラマチックで、魅了されました。
- 50代女性
- 今までの酒井さんの作品とは少し違った感じが良かったです。
- 50代女性
- 帯の「魔女の宝ものはどこに?」の一言に心ひかれました。宝箱に手足がついている絵が不気味で面白かったです。
- 20代女性
- いつか娘にと思い購入しましたが、自分がひきこまれて気に入ってしまいました。酒井駒子さんの絵がおそろしくて不気味で幻想的で・・・。しかし美しくかわいらしい世界が広がっており、大好きな雰囲気でした。梨の木で眠るペリーナと満月の絵が一番好きです。
- 30代女性
- 物語自体は、少女が試練をのりこえて王子さまと結ばれるという、よくある昔話ですが、酒井駒子さんの画力がすばらしく、心美しく優しい少女が見事に描かれているため、敵だったものが、少女にひれ伏すことがとても当たり前のように読み手に伝わるところに感動しました。何度も読み返したくなる本です。
- 40代女性
- 酒井駒子さんの絵が好きなので購入しました。左の線画と右のカラー画がとても美しく、ストーリーの強弱にマッチしています。原作の「イタリア民話集」にも興味が湧きました。
- 50代男性
- 酒井駒子さんの絵がとても好きで購入しました。この絵本の表紙は色合いが落ち着いていて、すがすがしくて、ひとめぼれしました。今までの駒子さんの絵本の中で一番のお気に入りです。裏表紙の洋なしがとてもおいしそう!
- 60代女性
- 酒井駒子さんのファンだったため購入しました。あたたかく、優しく、ドキドキするようなストーリーで、自分が苦境にある時、他人に分け与えられるような優しさを持ちたいと思え、大人でも楽しめる素敵な一冊でした。装丁もとても綺麗で、紙の質感や帯のデザインにもとても惹かれました。
- 20代女性
- 酒井駒子さんの絵がうつくしくて、とても素敵です。
- 60代男性
- 酒井さんが民話の挿絵を描かれるのは珍しいので、楽しみにしていました。お話は、民話なので、どこか懐かしくもあり、それに酒井さんの挿絵が想像を膨らませてくださって、面白さが倍増しているように感じました。酒井さんのファンなので、挿絵に目が行きがちですが、かまど女や赤い川は、ゾッとしました。
- 40代女性